街の魅力を伝えよう!地域ブランディングのメリット・進め方を解説
2023/4/18
街の魅力を伝えよう!地域ブランディングのメリット・進め方を解説
最終更新:
2024/8/28

より魅力的な街をつくるため、昨今注目されているのが「地域ブランディング」です。
耳にする機会は増えているものの、具体的に何をどうすれば良いのかわからない…と悩む方も多いのではないでしょうか?
地域ブランディングの基礎知識やメリットとともに、具体的な進め方についても解説します。
地域ブランディングを進めるためのヒントとして、ぜひ活用してみてください。
地域ブランディングとは、特定地域が持つ魅力を積極的に発信し、内外からの注目度を上げることを目的とした、各種取り組みを指す言葉です。
もともとブランディングは、企業のマーケティング戦略の一つとして注目されていました。
自社商品を効果的にアピールするため、「ブランド」を設立。ブランドを通じて顧客からの共感や信頼を高めることで、商品価値を向上させています。
ブランドイメージの高さは、商品にとっての付加価値の一つです
。他社商品との差別化が容易になり、厳しい価格競争に巻き込まれにくくなるでしょう。
ブランドそのものが、商品を選ぶ際の基準として判断されるのです。
地域ブランディングも、同様の意味を持つ言葉です。
対象地域にしかない魅力や独自性、個性や必然性をアピールすることで、さまざまなメリットが期待できるでしょう。

地方自治体の中には、地域ブランディングに積極的に取り組むところも増えてきています。
どういったメリットが期待できるのか、4つのポイントを紹介します。
地域ブランディングは、地方の競争力低下が問題視されるにつれ、注目されるようになった言葉です。
安価な輸入品の台頭による地方経済の弱体化や、都市部への人口流入といった問題を抱える中で、そこから抜け出すための秘策として導入されたのが、地域ブランディングなのです。
地域ブランディングに成功すれば、地域の独自性をアピールできます。
この地域でしかつくれない伝統品や特産品、食文化などは、非常に大きな武器となるでしょう。
安価な輸入品との間で、価格競争に巻き込まれるようなリスクもありません。
地域経済の活性化につながります。
その地域特有の魅力を内外に強く訴えかける地域ブランディング。
ブランド価値の構築に成功すれば、世間からの注目度もアップし、企業や人を誘致しやすくなるでしょう。
企業がその地域に拠点をつくれば、雇用が創出されます。働き盛りの若い世代を中心に、人口流入が進むでしょう。
人や企業が増えて活性化すれば、その流れはよりいっそう顕著になります。
「魅力発信→地域活性化→求心力アップ→さらなる魅力へ」という、良い流れを生み出せるはずです。
地域ブランディングは、観光事業にも効果的です。
他の地域にはない魅力をブランドとして発信することで、「旅行に訪れてみたい」「そこでしかできない特別な体験をしたい」という思いが強まります。
地域ブランディングによる魅力発信は、インバウンド事業にも大きなメリットをもたらします。
ターゲットを明確化し、ブランド戦略を進めていけば、多くの人が訪れるきっかけになります。
地域ブランディングは、地域の「外」に住む人だけに訴えかけるわけではありません。
地域の魅力や独自性を明らかにし、積極的にPRすることは、地域の「内」で暮らす人々の意識にも変化をもたらしてくれます。
都市部への人口流出が進んだ要因の一つは、地方が持つ魅力度の低下です。
地域ブランディングにより、「ここにしかない魅力」や「特別な経験」が明らかになれば、地域への愛着も増すでしょう。
「より良い地域へと変えていくため、自分にできることをしたい」という、を醸成できます。
地方再生を内側から進めるための、きっかけになるでしょう。
ここからは、実際に地域ブランディングを進めていくためのポイントを解説します。
地域ブランディングを成功させるためには、以下の3つの要素を念頭に置いた施策が必要です。
・Relationship(関係性の構築)
・Relevance(ブランドの認知)
・Reputation(評判化と拡散)
行政と住民・インフルエンサーとの間で確かな関係性を構築し、行政側は消費者や観光客に対して、ブランド価値を共有します。
地域住民やインフルエンサーは、ブランドイメージに関する情報を積極的に発信することで、行政からの一方的なPRで終わらせない=訴求力を高められます。
地方ブランディングの場合、情報拡散の担い手は、地方企業や自治体、地域住民に移住者、各種サポーターと多岐にわたります。
行政との間でしっかりと関係性を構築した上で、多方面からアピールできるかどうかが鍵となるでしょう。

地域ブランディングを成功させるためには、その進め方を工夫する必要があります。
地域ブランディングの効果は、必ずしも目に見えるものとは限りませんが、より確かな成果へつなげるため、以下の進め方を参考にしてみてください。
地域ブランディングを進めていく上で、まず大切なのが「事前準備をしっかりと整えること」です。特に以下の3つのポイントを意識してみてください。
・プロジェクトの中心メンバーを決定する
・目標の優先順位を明らかにする
・実現可能性を確認する
地域ブランディングは、行政や住民、インフルエンサーに観光客など、地域全体を巻き込む一大プロジェクトです。
とはいえ、プロジェクトの核となるのは、全体の流れを決定し進めていくコアメンバーです。
まずは誰が中心的な役割を果たすのか、はっきりさせておきましょう。
コアメンバー同士で連携しやすく、決定権を持っていることが重要です。
また地域ブランディングで目指す成果は、それぞれで異なるもの。
何を重視するのかで、効果的な施策は変わってくるでしょう。
観光に重点を置くのか、それとも移住者増を目指すのか、どの程度の成果を求めるのか、できる限りはっきりさせておくのがおすすめです。スローガンも決めておきましょう。
コアメンバーが決まり、具体的な目標を明らかにしたら、実現可能かどうかシミュレーションしてみてください。
地域ブランディングで成功を収めるためには、ターゲットを意識した施策を取り入れることが重要です。
目標を達成するためには、どこをターゲットにするべきか明らかにしましょう。
地域ブランディングで、具体的に誰を動かしたいのかはっきりさせます。
ターゲットについては、年齢や職業、趣味嗜好に考え方など、できるだけ詳しく設定するのがおすすめです。
ターゲットのニーズや課題についても明らかにしましょう。
地域ブランディングにおいて重要なことは、地域の特性や魅力を知ることです。
その地域で暮らす人々にとって、ごく当たり前に存在するものでも、外から見れば非常に魅力的な「特徴」となる可能性も。
新たに生み出すよりも、「もともとあった魅力を掘り起こす」ことがおすすめです。
地域の魅力が明らかになったら、ターゲットのニーズや課題と掛け合わせてみましょう。
ターゲットの心に訴えかける施策で、地域の価値を伝えられます。
具体的な取り組み方法が決まったら、実践しましょう。
地域ブランディングは、短期的な取り組みで効果が出るわけではありません。
長期戦略になることを念頭に置いて、計画を進めていってください。
地方にとって、地域ブランディングにはさまざまなメリットが期待できます。
ブランディングに成功すれば、経済効果だけではなく人口減少抑制も期待できるかもしれません。
ぜひ長期的な目線で、地域としてのブランド性の確立を目指してみてください。
外から訪れた人にとっても、地域内に住む人々にとっても、より魅力的なまちづくりを進められるのではないでしょうか。
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