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能美防災が取り組むパーパス起点の広報・PR戦略とは〜生活者に向けた認知拡大に取り組む理由~【導入事例】

能美防災が取り組むパーパス起点の広報・PR戦略とは〜生活者に向けた認知拡大に取り組む理由~【導入事例】

最終更新:

2024/12/11

能美防災が取り組むパーパス起点の広報・PR戦略とは〜生活者に向けた認知拡大に取り組む理由~【導入事例】

創立100年を超える国内No.1の防災設備機器メーカーである能美防災株式会社。

特販事業部 主査の佐々木氏をお招きし、パーパス起点の広報・PR活動についてお話を伺いました。

BtoB企業である同社がなぜ生活者に向けた認知拡大に注力するのか。

その1つの手段として、なぜ子ども向けアプリ「ごっこランド」を選択したのか。

ぜひ最後までご覧ください。


ゲスト

能美防災株式会社

特販事業部 主査

佐々木 聰文(ささき あきふみ)

能美防災の事業領域

ーまずは自己紹介をお願いします

能美防災株式会社の佐々木と申します。私は、2002年に新卒で能美防災に入社して以来、主に人事・教育を担当してきました。2019年度に社内施策「新規事業創出活動」、2020年度には「事業構想大学院大学 新規事業開発プロジェクト研究」に参画し、そこから経営企画、営業とキャリアチェンジしております。

ー能美防災について教えてください

当社の創業は、およそ100年前に発生した関東大震災に遡ります。関東大震災では地震そのものではなく地震のあとに発生した大規模な火災によって多くの方が亡くなりました。

その惨状を見た創業者 能美輝一が、当時の日本になかった科学的に火災を予防するという防災事業に着手したことが始まりです。

以来、当社は火災の発生を速やかに捉え、周知・抑制する技術で社会に貢献してきました。

たとえば、自動火災報知設備・消火設備など、一般住宅をはじめ、ビル・駅・空港など、人々の生活になくてはならない場所を火災・災害から守る事業を展開しています。

パーパス起点の広報活動

ー本日のテーマである「パーパス起点の広報・PR活動」について詳しく教えてください。

「パーパス」というと少し大げさに聞こえるかもしれませんが、企業理念や経営理念、創業理念といったものと同様のものと捉えていただくと、イメージしやすいかと思います。

私たちもパーパスという言葉ではなく「社是」と謳っておりますが、BtoB企業にとって、自分たちの存在やなぜこういった事業を行っているのか、それが皆さん(世の中)にとってどのような役割を担っているのか、それを伝えていくことが重要だと考えています。

一方で、自動火災報知設備などの防災設備を建物に提供することを主要事業にしている当社の場合、お客様は主に建物のオーナーや管理される方々です。BtoC企業に比べると生活者に向けた発信は正直なところ手薄な部分でした。

ー「パーパス起点の広報活動」に取り組むきっかけはあったのでしょうか?

「防災事業のパイオニアとしての使命に徹し、社会の安全に貢献する」

これが当社の社是(パーパス)です。

先ほど申し上げた通り、当社は創業から100年以上、火災から人々の生活を守る事業を展開してきましたが、現在の日本は火災のみならず、大規模な地震や豪雨災害や台風など、かつてないほどに自然災害のリスクにさらされています。

これを受け、“防災事業のパイオニア”と称している当社は、長く対峙してきた火災だけではなく、それ以外の災害全般を対象にした新たな取り組みを進めています。火災に対する設備面での支援は今後もしっかりと継続しながらも、人々の防災意識を高めるソフト面の支援にも力を入れていこうという取り組みです。

しかし、この取り組みを推進しようとしたとき、当然ながらその対象は生活者となります。これまで直接的にアプローチする機会が少なかった方々です。

能美防災は多くの場所で防災設備を通じて皆さまの暮らしに関わっていますが、その存在が十分に認知されていないという課題がありました。防災意識を高める取り組みを推進していくためには、知名度・認知度を上げていくことは不可欠です。

これにより、製品やサービスだけでなく、企業全体の活動に対する信頼度も高まると考えていますので、今まさに生活者の皆さまに向けた積極的な発信にも力を入れているところです。

生活者に向けた防災意識向上の取り組み

ーこのような背景のなか、具体化されたサービス「火災臨場体験VR~混乱のオフィス~」について教えてください

「火災臨場体験VR~混乱のオフィス~」というサービスは、オフィスビルでの火災と大地震の恐怖、それを目の当たりにした人々の混乱の様子を、その空間内にいる“ひとり”になってリアルに体験できるコンテンツです。VR体験を通して災害の危険性や怖さを“自分事”として捉えてもらい、防災教育や防災訓練に対する意欲を高めていただく目的で制作しました。

火災・地震をテーマにした第一弾は、企業や自治体の防災訓練、各種防災イベント、学校で実施する防災教育プログラム等での活用が進み、約2年半で5,000名以上の方に体験いただくことができました。

当初、このプロジェクトは、子どもたちへの防災教育の充実を目的としてスタートしました。固定観念を持ちやすい大人よりも、柔軟に学びを受け入れる子どもたちへの教育が効果的だと考えたからです。

しかし、当社の事業は主に建物への防災設備提供であり、大人にはリーチできても、子どもたちに直接届けるルートを持ち合わせていませんでした。そのため、まずは当社の強みである「火災」をテーマに大人向けの体験から始め、そこから徐々に対象を広げていく方針をとりました。

その結果、大人向けの防災VR体験の提供を通じて、13歳以上の子どもたちにも災害体験が届けられるようになりました。しかし、VR機器には年齢制限があるため、13歳未満の子どもたちは利用できません。13歳未満の子どもたちとも直接的に接点を持つ方法を模索する中で出会ったのが「ごっこランド」でした。

ごっこランドを活用したファミリー層へのアプローチ

ごっこランドとは?

国内700万以上のファミリーが利用する社会体験アプリ「ごっこランド」。

実在する企業のお仕事体験などのコンテンツを通じ、インタラクティブに遊びながら社会のしくみを学べる国内最大級の知育アプリです。

  • 新たなブランディング

  • 広報PR施策

  • 認知度の向上や企業・事業への理解促進

  • 生活者とのタッチポイント創出

  • ファン獲得

さまざまな目的で70社以上の業界を代表する企業が導入中です。(2024年10月時点)

詳しくはこちら:https://www.kidsstar.co.jp/gokkoland

能美防災の「めざせ!ぼうさいマスター!」

「めざせ!ぼうさいマスター!」は、火災が発生した建物からの避難を擬似訓練できる「ひなんくんれんチャレンジ!」と、クイズを楽しみながら防災について学べる「めざせ!ぼうさいクイズおう!」の2つのゲームで構成されています。

ごっこランドの成果

ー導入から約1年半、感じている成果や印象的なエピソードがあれば教えてください

定量的な成果からお話しすると、毎月のプレイ回数・人数も安定しており満足しています。また、導入前後で実施したブランドリフト調査の結果には驚きました。「防災設備」と聞いて最初に思い浮かぶ企業として当社を挙げていただいた「純粋想起」をはじめ、「好感度」や「防災意識の醸成」などの項目で大幅にスコアが向上し思った以上の成果が得られました。

印象に残っているエピソードとしては、子どもや親御さんからの声で、「家庭のなかで防災について話す機会ができた」という声や「将来、能美防災で働きたい」という声もいただけたのは本当に嬉しかったです。

ごっこランドを活用した更なる取り組み

ーアプリに留まらずさまざまなシーンでごっこランドをご活用いただいておりますが、反響はいかがでしょう?

2023年には東京国際消防防災展に「ごっこランド」のコンテンツを活用したブースを制作しました。子どもの来場が多いイベントということもあり、4日間の開催中、毎日長蛇の列ができる大人気ブースとなりました。また、マスキングテープや付箋にごっこランドのキャラクターを使った、オリジナルノベルティを作成して配布したところ、大変喜んでもらえたこともあります。

(※ごっこランドで制作したコンテンツは無償で二次活用が可能です)

今年は新しい試みとして、ごっこランドEXPOにも協賛しました。

クイズや恐竜の卵をモチーフにしたボトルに災害時に必要なグッズを入れていくワークショップを提供しました。当日のイベントには防災士の資格を持つスタッフが参加し、来場されたご家族にクイズを出題したり、解説を行ったりと、ご家庭ではなかなか体験できない防災意識を高める機会を提供できたことに大変満足しています。5回にわたる開催はいずれも大盛況となりました。

アプリ内のゲームをさらに充実させること、リアルイベントにもより多く出展することで、認知度の拡大をはかりつつ、1人でも多くのお子さん・お父さん・お母さんに防災意識向上のきっかけを提供していきたいと考えています。

※ごっこランドEXPOとは

ごっこランドの世界観をそのままに、リアルの世界でも企業様とのタッチポイントを創出する目的で、全国の大型ショッピングモールなどで開催するオフラインイベント。企業オリジナルのワークショップを通して原体験を創出するプロジェクトです。

まとめ

今回は、能美防災株式会社 佐々木様にお話を伺いました。

BtoB企業であっても生活者への認知獲得・拡大は重要であり、そのための広報活動はパーパスを起点に実施されているというお話でした。

ごっこランドには、全国のファミリーに向けた「防災に興味関心を持つきっかけづくり」と「能美防災の認知獲得・拡大」を目的にご出店いただいており、アプリに留まらず、さまざまなシーンで活用の幅を広げていらっしゃいます。

能美防災様の目指す、防災意識向上のお取り組みの中で我々キッズスターが少しでもお役に立てれば幸いです。

貴重なお話をありがとうございました。

ごっこランドについて

国内850万以上のファミリーが利用する社会体験アプリ「ごっこランド」。
実在する企業のお仕事体験などのコンテンツを通じ、インタラクティブに遊びながら社会のしくみを学べる国内最大級の知育アプリです。

● 新しいマーケティング・ブランディング施策
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