銀座コージーコーナーが推進する店舗集客に繋がるファン獲得施策とは~「笑顔を広げる」ブランド戦略~
銀座コージーコーナーが推進する店舗集客に繋がるファン獲得施策とは~「笑顔を広げる」ブランド戦略~
最終更新:
2024/9/4

全国に展開している洋菓子店のリーディングカンパニー「銀座コージーコーナー」。
そんな銀座コージーコーナー様より商品開発本部 宣伝担当 宣伝課 主査の蝦名氏をお招きし、店舗集客につながるファン獲得施策についてお話を伺いました。
インタビューでは「ごっこランド」を通じたファミリー層との接点・ファンづくりについてはもちろん、銀座コージーコーナーが実施する商品プロモーションや顧客コミュニケーションについてもお話しいただきました。
どうしたら選ばれる「ブランド」として、多くの「ファン」を獲得できるのか。
ぜひ最後までご覧ください。
株式会社銀座コージーコーナー
商品開発本部 宣伝担当 宣伝課 主査 蝦名 健太郎さん

今回お話を伺ったのは、株式会社銀座コージーコーナーの蝦名さんです。
―蝦名さん、本日はよろしくお願いいたします。まずは自己紹介からお願いします。
銀座コージーコーナー 商品開発本部 宣伝担当 宣伝課の蝦名と申します。
私は2019年に銀座コージーコーナーへ中途入社しまして、主にデジタルマーケティング担当としてオウンドメディアやSNSの運用制作ディレクションやメディア対応を行っています。各種施策の効果測定や分析関係の業務も担当しております。
ー銀座コージーコーナーという会社について聞かせていただけますか?
株式会社銀座コージーコーナーは1948年に創業し、2023年で75周年を迎えました。創業当初は喫茶店として事業を展開し、当時はまだ珍しかった洋菓子を「1人でも多くの人に食べてもらい、笑顔になってほしい」という創業者の想いを、現代も受け継いで事業を進めています。洋菓子をご家族 や仲間のみなさん の中心に置いていただき、毎日の生活に喜びや笑顔を生み出すスイーツブランドを目指し、日々邁進しています。
また、弊社では製販一体型のビジネスモデルを展開しており、自社工場で製造したスイーツを、独自構築した配送物流システムに乗せて出荷し、高品質な状態で各店舗に届けております。スイーツのテイクアウト販売店舗は、利便性の良い立地を中心に700ほど展開(※うちフレッシュケーキを取り扱う店舗は約400 )。その中の一部のお店では、喫茶スペースを併設しパフェデザートなどを提供しております。
近年では、自社商品以外の受託製造OEMやオンラインショップ運営にも力を入れています。OEMでは、スイーツの製造実績や設備を持たない法人様向けに、商品の企画提案・開発・提供を実施。オンラインショップでは、焼き菓子やギフト商品、冷凍ケーキを販売中です。銀座コージーコーナーの店舗がない地域のお客様にも弊社のスイーツ をお楽しみいただけるよう、様々な体制を整えております。
スイーツを店舗・オンラインで日本全国に届ける銀座コージーコーナー様。食べた人が自然と笑顔になる、そんなスイーツ を日々提供されています。
― 「笑顔を生み出すスイーツ ブランド」という点について、もう少し詳しく教えていただけますか?
弊社では、「私たちは人と人とが笑顔でつながるために、スイーツの素晴らしい魅力を探求し続けます。そして、銀座コージーコーナーのスイーツが、いつも家族や仲間 の集まりの中心においていただける存在であることを目指します」という企業理念を掲げています。
将来ビジョンとしては、「安心で美味しいスイーツを提供し続けられる企業を目指していきたい」「一番身近なスイーツショップであり続けたい」、そして「社員や従業員の全員が誇りを持って働ける企業を目指していきたい」という3つの項目を挙げております。
ー「銀座コージーコーナー のスイーツを、常に家族や仲間の集まりの中心に置いていただける存在」というところが、一つ大きなキーワードだと言えそうですね。このキーワードを達成するために様々な施策を実施されているということですね。
続いては、具体的な商品プロモーション戦略について詳しいお話を伺っていきましょう。
―銀座コージーコーナーでは、具体的にどのような商品プロモーション戦略を実施しているのでしょうか?
まずは弊社の商品展開について説明させていただきますね。
軸となるのは、年間を通して販売する定番商品です。ジャンボシュークリームや苺のショートケーキといった商品がこちらにあたります。これら定番商品に加えまして、季節ごとのテーマや旬のフルーツを使った商品を、随時展開しています。さらに、クリスマスやひな祭り、母の日といった大型催事には、イベントに合わせた商品展開を行っております。
このように銀座コージーコーナーの顔として定番商品を据えつつも、年間を通して銀座コージーコーナーのスイーツをお楽しみいただくため様々な商品を展開しています。
続いて、実際の商品をどうプロモーションしていくのかについてですが、具体的な取り組みの一つがデジタル施策です。
オウンドメディアやソーシャルメディア、アーンドメディアなど、いくつもの側面から情報を発信しています。具体的な内容としては、プレスリリースの配信やSNSの運用、メールマガジンの配信、ブランドサイトの運営、そして「ごっこランド」の運用などですね。
流れとしては、まずは報道機関に向けてプレスリリースを配信。各種メディアでのご紹介につなげられるよう、商品のこだわりや開発の経緯、美味しさのポイントといった詳細情報を具体的に紹介しています。
SNSやメールマガジンにつきましては、主に一般消費者に向けて運用中です。 直感的に商品に興味を持ってもらえるよう伝え方に工夫し、クリエイティブな情報発信を心掛けています。
―本当に、日々たくさんのキャンペーンを実施されていますよね。最近の施策で、特に盛り上がったもの、印象に残っているものを教えていただけますか?
そうですね、最近ではロッテさんとのコラボレーション商品として、「紗々ミルクレープ」の商品を販売した際に、 ロッテ「紗々」ファンのお客さまと弊社ミルクレープのお客さま、両方に関心を持っていただけるよう、クリエイティブにもこだわって訴求しました。
―こういった施策を日々実施されている中で、お客様とのSNSをはじめとしたデジタルのコミュニケーション に関する工夫について教えていただけますか? 具体的に、どういったところを大切にしているのでしょうか?
たとえばお客様がお店に行かれたとき、販売中のケーキについて「このケーキの中には何が入っているんだろう?」とか「どういう商品なのかな?」ということが気になる方は多いかと思います。
どうしても「お店に入ったらすぐに買わなくては」と思いがちだからこそ、SNSを通じて、事前に商品のことを知っていただけたらと考えています。「このケーキの中には これが入っているんだ」とか 「ケーキの断面はこうなっているんだ 」とご理解 いただけるような情報を、積極的に発信中です。
手軽に情報に触れられるSNSだからこそ、商品の詳細説明を通じて、お客様にその商品の魅力をより多く伝えられるよう努力しております。
―SNSでの情報の見せ方に工夫を凝らすことで、お客様から詳細なコメントが寄せられたりリアクションがいただけたりと、コミュニケーションが活性化されているイメージなのでしょうか?
そうですね、おっしゃる通りです。特に定番商品については、日々改良を加えておりますが、かといって外見が大きく変わるわけではありませんので、やはり「見せ方や伝え方」が重要です。その訴求方法については、毎回工夫しているところではあります。
―続いては、店頭周りでのリアルな施策について教えてください。
店頭周りの施策としては、ポスターやPOP、ディスプレイ、ちらしといった販促ツールを用いて、お客様へアプローチしています。
Web やSNSで商品をご覧になり、 実際にお店に足をお運びいただいたお客様の商品購入を後押しする。このような流れをイメージし、コピーライティングやクリエイティブの見せ方の工夫といった、具体的な施策を実施しております。
「デジタルで見て、お店でまた見て、商品の良さを感じていただいたうえで購入していただく」という流れが理想ですね。
まずは、「今、こんな商品があるんだ」という情報を、ソーシャルメディア等で見て知っていただく。そこからブランドサイトに訪問していただき、どこで購入できるのか店舗を検索し、実際に足を運んでいただく。
こうした一連のユーザー体験が、弊社の基本的なマーケティングの形だと考えております。
ー年代別のコミュニケーションやマーケティング施策として、何か工夫している点はありますか?
私が所属している宣伝課では、お客様との接点を増やすこと、そしてそこでの体験をよりよいものにすること、を念頭に置き、日々様々な施策に取り組んでいます。
商品の認知度拡大、そして商品価値を訴求するためのツールとしてSNSを活用中です。若年層である10代、そして20代~30代、さらには中高年の方まで、幅広くカバーしていますが、プレスリリースを通じてネットニュースにも取り上げられることで、幅広い年代の方にアプローチできているのではと考えております。
―幅広い年代の方へということでしたが、特に力を入れている世代などはありますか?
弊社は、おかげさまで今年で75周年 を迎えました。その歴史の中で、ご年配の方には比較的 、弊社のケーキをご存じいただけているかと思います。
一方で、若い世代の方については、SNSなどを通じて、今まさにファンになってもらうべく注力しているところです。特に10代、中高生から20代半ばぐらいの世代に、興味を持ってもらえたらと思っています。
さらに、10代以下の小さいお子様向けの訴求に活用させていただいているのが「ごっこランド」です。アプリを通じてまずはお子様に興味を持っていただく 。そこからそのご家族 にもご興味をお持ちいただき 、ファンになっていただけたらと考えております。


「ごっこランド」は、実在する企業のお仕事体験を無料で楽しむことができる社会体験アプリです。出店する企業数は現在60以上。そしてダウンロード数は500万世帯以上に急成長しています。国内の子育て世代の3分の1のご家庭で遊ばれている知育アプリです。
出店企業は外食・食品・生活・小売といった業種から、社会を支える産業まで多岐にわたります。企業に合わせて開発されたオーダーメイドの体験コンテンツを通じて、企業やブランドが伝えたいメッセージを発信することで、ブランドへの理解や共感を深めてもらう。いわば企業やブランドの「ファン」を増やすためのマーケティング・ブランディング施策です。
ここからは銀座コージーコーナー様がごっこランドに出店した狙いや、そのターゲットについて伺います。
― まずはごっこランド出店の狙いを教えていただけますか?
「ごっこランド」に出店した目的としては、大きく二つあります。
一つはやはり、「ファンの獲得」です。
弊社が扱う主な商材は「ケーキ」です。アプリを通じてケーキ作りの楽しさを体験することで、弊社 に対して親近感を持っていただけ たらと思っています。パティシエは、女の子に人気の職業として常に上位にランクインしていますし、「ケーキ作り」というゲームをプレイすることで興味を持っていただき 、弊社との接点を強化していけたらというところが目的の一つです。
続いて二つ目は、「店舗集客」ですね。
ケーキを作るゲームをしていると、ゲームを終えたあとで「ちょっと食べたくなったな」といった感情を抱くこともあるかと思います。そうした心理も、ケーキの購入喚起につなげていきたいというのが、もう一つの目的です。
―将来の「ファン」づくりという点と、集客につなげるという2つがポイントになっているわけですね。
―「ごっこランド」導入において、どの世代をターゲットに据えているのでしょうか?
ターゲットとしては、未就学児から小学生のお子様がいるファミリー層を見据えております。「ごっこランド」のゲームは、大体2~3歳ぐらいからプレイできるかと思います。そのくらいの世代から小学生ぐらいまでのお子様たちと、そのご家族様をターゲットとして考えています。
―先ほどお伝えいただいた、今後注力していきたい狙っていきたいターゲットと「ごっこランド」ユーザー層が合致していたということでしょうか?
はい、おっしゃる通りですね。

銀座コージーコーナー様は「ごっこランド」のリリース当初からご出店いただき、約10年間、多くのファミリーにプレイされてきました。
ー効果についてはどのように感じていらっしゃいますか?率直に感想をお聞かせください。
効果という意味でいうと、プレイ回数やバナークリック数といった数値がわかるという点もすごく良いと感じています。
社内で施策を行い、その結果どれだけ認知拡大したかを効果測定できるのも一つ大きなメリットです。ただ単に「ゲームを提供する」だけではわからない部分も、明確になります。
費用をかけて施策を行う以上、その効果が目に見える形で示されるのは、非常に大きな意味を持ちます。
次に、定性的にはSNS等でお客様の声が上がるというのも一つの効果だと思っています。
「ゲームでくまちゃんのケーキを作ったあとで、同じ商品をお店に買いに行った」「今年のクリスマスはごっこランドでつくったコージーコーナー のケーキが良いって子どもが言っている」などといった投稿も多数見受けられます。
こうした内容を拝見する と、「ごっこランド」のゲームがかなり影響しているのではと、日々感じている次第でございます。
最後に、催事に合わせたゲームの提供や告知バナーの変更ができるので、お子様を通じて、季節の商品情報をご家族に伝えられるという点が、一つ大きな効果であると考えています。
大型の催事に合わせてゲーム内に商品告知のバナーを掲載し、クリックしていただく ことで、商品の情報を伝えられるというところはやはり魅力ですね。
ー「ごっこランド」では、タイトル画面やゲーム終了後の画面にバナーを掲載し、そこからブランドサイトの特集ページへと飛べる仕組みを採用しています。銀座コージーコーナー様の場合、「母の日」や「ハロウィン 」、「クリスマス」など季節に応じたイベントキャンペーンの告知にご活用いただいています。
弊社が目指す姿は、「スイーツで笑顔をつなぐ 一番身近なスイーツショップ」です。実現するための今後の取り組みとしては、二つのポイントが挙げられます。
まずは、LTVの向上。普段から銀座コージーコーナーをご愛顧いただいているお客様に、より弊社 そして商品の「ファン」になってもらうためのロイヤルティプログラムを検討中です。
もう一つは、若年層向けのファンマーケティングとしてSNSでのコミュニケーション戦略を構築しています。皆さんもぜひ覗いていただき、ご興味のある方はぜひフォローしていただけると嬉しいなと思います。
今回は、銀座コージーコーナー様より蝦名さんにお話しを伺いました。
銀座コージーコーナー様では様々な商品プロモーションを実施されていますが、その中でもデジタル施策から店舗への送客という部分は特に注力されており、各種デジタル施策を通じて商品やサービスを知ってもらい、お店に足を運んでいただく。SNSを活用し、UGCを増やすための取り組みも積極的に実施されています。
また、各年代に応じて効果的なプロモーションを実施している点も特徴的です。SNSやメールマガジン 、店舗販促など、各媒体を適材適所で活用。お子様やファミリーとの接点強化・購入喚起のため、ごっこランドもご活用いただいています。
銀座コージーコーナー 様が推進するお取組みに、我々キッズスターが少しでも貢献できれば嬉しいです。
本日は貴重なお話をありがとうございました。
ごっこランドについて
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